行政書士は国家資格を持つ専門家です。
行政書士試験に合格した人、弁護士・弁理士・公認会計士・税理士資格を持つ人、公務員として20年以上行政事務に従事した人であれば、日本行政書士連合会に登録して行政書士となることができます。
行政書士ができる主な業務は、官公署に提出する書類の作成、権利義務に関する書類の作成、事実証明に関する書類の作成、及びこれらの書類作成に関する相談です。
行政書士は、作成できる書類の数も非常に多く、身近な法律の専門家として頼りになる存在です。
相続に関する業務は、権利義務に関する書類の作成や相談に該当するため、行政書士の代表的な業務の1つです。
行政書士は、紛争になっている案件を扱ったり、税務・登記申請業務を行ったりすることはできませんが、遺産分割協議書や相続関係説明図等の書類作成を中心に、相続手続きを支援しています。